家庭でできる応急処置
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6.ギックリ腰の症状
ギクッ・・イタッタター!
突然 腰に痛みが~!(^^)!
安静にし、慌てずに対処しましょう。
・ぎっくり腰(急性の腰椎捻挫)
突然の激しい痛みに襲われるため、ドイツ語で『魔女の一撃』とも呼ばれる。
重く張ったようなだるいような痛みが続き、慢性化する場合もあるので、きちっとした治療が必要となります。
[一般的な症状]
腰部に痛みがあり、内蔵疾患でもなく、レントゲン写真を撮っても異常が見られないもの総称
・軽い物を持ち上げようとした時に激痛が走る。
・中腰で物を持ち上げたり、急に立ち上がろうとした時に激痛が走る。
・前にかがんだり長く座ったりした時、動こうとした時に激痛が走る。
・寒い場所で仕事をしたあとに痛みが出る。
[原因]
・筋肉・神経・関節への急激な負荷や過度の緊張と疲れでなりやすい。
・不用意に体を捻った時、重い物を中腰で持ち上げた時、前傾姿勢をとった時などになりやすい。
ぎっくり腰とよく似たものに筋膜性腰痛症があります。
筋膜性腰痛症は、
・長時間同じ姿勢、無理な姿勢、筋肉疲労、女性では月経時に骨盤や背骨の靱帯が緩んで、
痛みが起きることもある。
・運動不足、肥満、全身の疲れなどにより、腰の筋肉の血行が悪くなり、筋肉疲労を起こしたりする。
[対処方法]
無理に動かしたり体を起こしたりせず、少しでも楽になる姿勢をさがします。
横になることが出来るのであれば横になります。
病院又は接骨院に行けるのであれば診療してもらい、行けないとときには直接冷やします。
保冷材や氷水を入れたビニール袋を、痛い箇所に約10分当てて10分外すを繰り返します。
(冷やしすぎに注意。途中で痛みが強くなれば無理せず中断します。)
間接的に冷やす時は長時間冷やすことは可能です。足がしびれたり、痛んだり、
痛みが強くなった場合などは、早めに治療に行きましょう。